年金受給の夫(義父)が亡くなったら、妻(義母)の年金額はどうなるの??
義父に黄疸が出始めたので肝臓がんの進行がかなり進んでいると思われます。
まだまだ先の話しですが、義父が亡くなったらABU家の生活費はどうなるのか真剣に考えました。
だって義父の年金が約18万円だから、それが0円になるってこと!?って思うと不安で不安で・・・><
遺族基礎年金
受給できるのは、『子のいる妻』と『子』です。子とは18歳未満(障害者の場合は20歳まで)になるまでに限られています。
成人した子供のみの妻の場合は受給資格はありません。
遺族厚生年金
配偶者が第一順位となっており、妻が受給資格者の場合、年齢制限がないため子供がいなくても受給する資格があるそうです。遺族年金の金額は、夫が受給していた年金額の4分の3となります。
ただし、妻が受給できるのは遺族厚生年金のみになります(18歳未満の子供がいないため)。そのため受給額の対象となるのは夫の老齢厚生年金部分のみで、夫の老齢基礎年金部分は対象にならないので注意です!!
老齢基礎年金(国民年金保険から支給)
原則は、65歳から受給することが出来ます。20~60歳になるまでの40年間、保険料を納めている方は満額受給することが出来ます。ただ40年に満たない方は、その期間に応じて減額された年金を受給することになります。
※受給資格期間は、最低でも25年以上必要です。
老齢厚生年金(厚生年金から支給)
会社員などの厚生年金の加入された方は原則65歳から、老齢基礎年金と上乗せ部分の老齢厚生年金を受け取ることが出来ます。
※厚生年金の加入期間が1年以上あり、一定の受給条件を満たしている方が対象となります。
義父が亡くなった場合、義母の年金額はどうなる?
義両親の場合
※年金額は義母からの申告になりますので、金額の前に『約』と付けさせてもらってます^^;
義父(会社員)
- 68歳
- 老齢年金月額:約18万円
義母(専業主婦)
- 67歳
- 老齢年金月額:約6万円
義父の老齢厚生年金の4分の3が支給になるので、義父の老齢厚生年金は約12万円・老齢基礎年金は6万円なので4分の3の約9万円になります。
結果は、義父が貰っていた老齢年金合計の半分になってしまうことになりました。
※計算など間違いがあれば、ご指摘いただけると幸いです><
ABU家のライフプラン
なので義父が亡くなってから義母の入る毎月の収入は約15万円になる予想。
では、今の義両親の毎月の予算と義父が亡くなってからの毎月の予算を比較してみたいと思います。
現在(収入:約24万円 / 義両親の年金合計)
- 住宅ローン :¥70000
- 保険 :¥40613
- 税金 :¥32433
- 新聞 :¥7452
- お葬式積立 :¥2000
- 通信 :¥9231
- 病院 :¥25000
- 固定資産税積立:¥25000
計 約¥210000
亡くなった場合(収入:約15万円 / 義母年金のみ)
- 住宅ローン :¥0
- 保険 :¥15746
- 税金 :¥24133
- 新聞 :¥7452
- お葬式積立 :¥2000
- 通信 :¥9231
- 病院 :¥15000
- 固定資産税積立:¥25000
計 約¥100000
※義父が亡くなってからの税金の計算が出来なかったので、義父分の税金を抜いただけです。実際はもう少し安くなると思います。
また合計は毎月の金額が変動するため多めに計算してます。
おわりに
現状ではプラスの予想です。やっぱり義父の生命保険のおかげで住宅ローンが減るのが1番助かります。ABU夫婦も現状は10万円もの住宅ローンを支払っているのが約5万円に減る計算です。
ただ義母の介護の問題や年金額の減額など、予想が出来ない事が色々起こる可能性が大きいので、やっぱり貯蓄をしっかりしないとって考えてしまいます^^;
みなさんも両親と自分たちのために計算されてはいかがでしょうか??
ではでは