肝臓がん 余命宣告受けました。
肝臓がんの義父が余命宣告を受けました。
『年は越せない』そうです。
経緯
一昨日、義父が『病院に行きたい』と言ったので、長男を連れて行ってきました。
自ら行きたいなんて、今までに言ったことが無かったので、義母と驚きました。
ましてや主治医の先生が金曜日しか診察がないので金曜日以外に『行きたい』って言うことは身体が辛かったんだと思います。
状態
- 黄疸が出てきた(白目が黄色)
- 足の浮腫が酷い(押したら戻らない)
- お腹が妊婦みたいに膨らむ
- 鼻血が止まらない
- お腹が痛い
- 眠たくて目が開けられない
- 全身が痒い
- 傷の血が止まらない
診察結果
お腹が膨らんでるので腹水が貯まってるんだと思ってました。
だから今回も『腹水を抜くために入院かなー。一週間くらいで退院だよね』なんて考えてたんです。
CTの結果は腹水は少ししか貯まっていなくて、お腹の膨らみは全て肝臓がんの細胞でした。
そして先生から
『年は越せない。一度入院したら家に帰られないと思って。』
余命宣告でした。
処置
処置ってありますが、何も無いです。
むしろ入院を薦められました。でも入院したら家に帰られない。だったら一度帰宅して、義父が『病院に行く』って言うまで家で過ごすことは可能か聞きました。
『入院させるのが今の状態だけど本人が希望してるのであれば、許可します。ただ痛み止めは毎食飲んでください。』
『痛み止めで痛みは取れますが、良くなってるわけではない。これからは状態が悪化するしかないので覚悟してください。』
帰宅しました。
現状
余命宣告を受けて3日目ですが、何とか自宅にいます。
昨日の朝はお腹の膨らみが少し減った??って思いましたが、お昼過ぎ頃から膨らんできました。
全身が痒くて、掻いた傷から血が出てくるんですが、止まらない。色んなところの掻き傷から血 が出てきてパジャマに赤い点々が沢山ついてます。
血が止まらないから病院に行く?って言っても『行かない』。
そりゃそうだ。入院したら出てこれないもん。
だけど病院に電話したら『傷口から感染症になったら大変なんで早めに来てください』って言われてます。
でも義父は『行かない』。
うん。わかったよ。
どうにもならなくなったら連れていこう。
不思議な感覚
ドラマなどで見てきた余命宣告。身近な人にくるとは思ってませんでした。
また主治医から『状態は悪いけど、大丈夫。』なんて言われてたから、あと1・2年は平気だと考えてました。
本人が一番ショックだけど、一緒に聞いていた私も何とも言えない状態です。
診察室から出て『あと2ヵ月弱か』って言われても『そうだね』しか言えませんでした。
家に帰ると義姉と乳児のめいっこ。それと長男と次男。
日々成長している子供たちと死に向かってる義父。
両極端な人たちを見ていると、不思議です。
義父が一番不思議な感覚かもしれません。
義父も孫たちを見て
『せめて小学校の入学式まで生きていたかった』
悔しいだろうな。悔しいと思う。
珍しく義父の親戚や友人から電話やら家に訪問してくれたりと、同居してからこんな短期間に来るなんてことはなかったです。これが虫の報せってことかな。義母も結婚してから合ってない中学校からの親友も会いに来てたし、気持ち悪いなって思ってたけどね。
結婚報告をしに家にお邪魔したときは、『何このトド??』って言うぐらい、テレビの前でゴロゴロしてる100kgの巨体でした。
食事以外は自分の部屋で寝ている状態なので2ヶ月前に比べたら、筋肉が落ちて骨と皮状態。ただお腹はパンパン。足は浮腫んでる。
あとどれくらい一緒にいれるかわかりませんが、義父との残り少ない時間を大切にしていこうと思います。
突然亡くなってしまうのも辛いけど、余命宣告され、あと〇ヵ月って言われるのも辛いな。
ではでは