子育てって思い通りにいかなくてイライラする。そんな時は子供の声に耳を傾けてみて
2歳半と1歳を育ててるABUです。
最近気づいた事があります。子供は癇癪を起こすときってありますよね??
特に長男は『魔の2歳児』と言われる年齢。2歳になったときのワガママときたら、毎日毎日頭に血が昇って爆発するんじゃないかってぐらいでした。
でもここ最近はそんなことも無く、イライラすることはあっても怒鳴る事も少なくなりました。
何をしたかって??
一度立ち止まって、子供の声に耳を傾けてみただけです。
結構簡単なことなので、子育てに悩んでる人はやってみて下さい。
実験1 『抱っこして』の場合
パート先でも子供連れの親が『抱っこして』と子供に催促されても、抱っこしない方って多いです。そして、ほとんどの子供はギャン泣きか床に転がるかです。
もちろん私も在宅のときに長男に良く『抱っこ』をせがまれます。
ある日。育児に疲れてて、まるで第三者のような目線でいました。
よし。『抱っこする』と『抱っこしない』どちらが早くこの状況を鎮められるか、実験してみよう。って思い立ちしてみました。
結果は、『抱っこする』でした。
もちろん子供の言うことだけだと、親のやりたい事が進まないので、条件を出しました。
『お母さん、みんなのご飯を作らないといけないんだ。だから抱っこするけど、落ち着いたら、抱っこおしまいにしてもいい??』です。
ちょうどご飯を作ってる最中だったので、こんな言葉になりました。
抱っこは10分ぐらいしましたが、満足したのか、その後は玩具で遊んでくれました。
逆に『抱っこしない』は延々に泣きっ放し。凄い睨まれる。
そして子供の声にイライラが募り『いい加減にしなさーい!!』『うるさい!!』って言葉が出てしまいました。
ご飯が出来ても、長男の機嫌が直らず我が儘を言い出す始末です。鎮まる??寝るまで機嫌が悪かったですね。
実験2 『お風呂に入らない』場合
長男は産まれたときから、お風呂が嫌いです。『お風呂に入ろう』って誘ったら『嫌だ』が我が家のパターンです。もうね毎日毎日イライラします。
ほぼ最終的には強制的に入れてました。もちろんお互い怒りながら。
ダメですね。
それが最近では、『それじゃ入る』と言って自ら入ってくれるようになりました。
方法としては、
- 何で嫌なのか聞く
- 何で入らないといけないのか伝える
- 子供の要求をなるべく聞く
1 何で嫌なのか聞く
聞き始めてわかった事は、嫌な理由が毎回違うってことです。例えば、
- もっと遊びたかった
- お父さんやおばあちゃんと入りたい
- 次男を抱っこしたのが気に食わない
- お風呂場まで自分で歩きたかった
- 下着が気に食わない
などなど、大人にとっては、『はぁ?』って思うことも子供にとっては大切なんですよね。
このときの返事は『〇〇が良かったんだね。そうだよねー』って同意をしつつ、入るように説得にかかります。
2 何で入らないといけないか伝える
長男は入院の経験もあるし、注射も沢山しているので、
『お風呂に入らないと痒くなるよ。そしたら体が赤くなって病院に行かないとダメだね。あー!!そうしたら注射もしないといけなし、最悪入院しないといけなくなるよ』
この言葉を言うと、『じゃあ入る』と納得??してくれます。
最近では『入りたくないけどさ、入らないと注射もする??入院もしないといけないよね。嫌だから入るよ』って自ら言ってくれます。
3 子供の要求を聞く
2歳でも一端の人間です。毎回要求をしてきます。
- シャワーがいい
- 次男を先に洗って
- 頭は洗いたくない
- 早く出たいから、さっさと洗って
- 出たら牛乳飲みたい
などなど。応えられる要求は叶えます。無理なときは無理と伝えます。
無理なときも必ず理由をつけて伝えます。
子供が嫌がるときは必ず理由がある
『魔の2歳児』と言われますが、ここ最近はそこまで思わなくなりました。
何故かというと『必ず理由があるから』です。
どこかの育児本に書いてありましたが、3歳ぐらいまでは自分の中で順番・やり方・方法に対して、こだわる時期なんだそうです。
なので、嫌がるときには『何に対してこだわってるんだろう?』って第三者の目で見てみると、『なるほどね』って理解できる事が多いくなってきました。
『ダメ』『無理』だけじゃなくて理由もつけてあげる
イライラしているときは、『ダメだってば!!』『無理なんだからやめなさい』って怒ってる事ありませんか??私もそうでした。
でも長男で言えば、産まれてまだ2年半。大人の私たちだって日常でわからないことに出会う事が沢山あります。
それを2歳半の子が『ダメ』『無理』って言葉だけで理解しろなんて不可能ですよね。
なので理由を付けてあげてます。
『お皿は両手で持たないと割れちゃうよ。割れちゃうと破片が身体に当たって怪我して痛いね』
『ハサミは次男が届かないところに置きながら使おうね。次男が触ると手が切れて痛い痛いするからね』
ただ言葉で説明しても体験していないと理解に苦しんでることもあるので、
体験させてみる
上記のお皿で言うと、『持ちたい!!触りたい!!』って主張してくるので、お皿を好きなように持たせます。
『お皿は両手で持たないと割れちゃうよ。』って伝えても『割った』ことがないので、理解出来ません。
片手で持ったり、口にくわえたりしてたので、当然割ってくれました。
ただ、その状況が長男には衝撃的だったのか、それ以来お皿を両手で持ちつつ『両手で持たないと割れちゃうもんねー』っ言いながら持ってくれます。
ハサミの件も同じです。次男の手を切ることは出来ないので、ハサミや先が尖った物を用意して、長男の指先に軽く当ててあげて『チクチクして痛いねー』って体験させました。
それ以来『次男がハサミ持つと危ないんだもんねー。チクチクして痛いもんねー』って言ってくれます。
まとめ
2歳半だと口での説明だけでは足りないし、2歳半でもちゃんと主張してきます。
イライラして怒るよりも少し時間はかかりますが、ちゃんと子供の声を聞いて、『何でダメなのか』『どうしたらいいのか』を伝えて行くほうが、将来楽になります。
長男で言えば、2・3回注意すれば理解しますし、長男が次男にも教えてくれてます。
また注意しても聞いてくれない時は、私が長男の思ってることを理解出来ていないことが多く、『そんな風に思ってたの?』と驚かされることも多いです。
最近は落ち着いてきたけど、イライラするときはありますよ。人間ですもん(笑)
何回も何回も同じことを確認してきてイライラしたり、伝えたいことが伝わらずイライラしたり。
少しずつですよね。私も母親2年半ですもん。色々試行錯誤して頑張ります。
育児に悩んでるかたの参考になれば幸いです。
ではでは