完全同居・新築貧乏

2012年に結婚と共に同居スタート。色んなことを赤裸々に書きます

30代以上の男性にも知って欲しい風疹の怖さ。妊娠中は風疹に注意!!

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先日ニュースで風疹について取り上げていました。風疹の流行は6月~7月ぐらいです。

風疹って聞いて皆さんはどんなイメージですか??

 

自分には関係ないと思ってる方が大勢いると思いますが、まず知って欲しいことがあります。

 

  • 妊娠初期に風疹にかかると赤ちゃんに障害の恐れがある。
  • 妊娠中には風疹の予防接種が受けられない
  • 確実な予防はワクチンの接種
  • 感染経路の多くは夫の職場・外出時

 

この記事を読んでいただいて、抗体がない方は予防接種を受けに行ってくれることを祈ります><

 

 

 

 

 

 

 

風疹について

 風疹とは別名『3日麻疹(はしか)』とも呼ばれ、発熱・リンパ節・発疹が出る伝染性の疾患です。実患者の9割は成人だって事を知ってますか??

 

 

 原因

風疹ウィルスへの感染が原因です。春先から初夏にかけて流行する傾向があります。潜伏期間は2~3週間です。

風疹ウィルスは感染しても発症しないことがあることから、知らないうちに他人にうつしてしまいます。また大人になると重症化するケースもあります。

飛沫感染が感染の原因で、風疹ウィルスを持った人のくしゃみや会話などの唾液しぶきなどから感染します。

また風疹の免疫がない人の中に患者が1人いた場合、何人の人にうつすかを示す指標では、インフルエンザは1〜3人であるのに対し、風疹は5人〜7人と言われています。

 

治療

通常は、安静にしていれば問題ありません。症状が重い場合には、症状を緩和する対症療法が行われます。

 

 

 

予防接種を受けなかった割合は成人男性が多い

患者は成人の9割で、特に男性は20代~50代に多く、女性より3.7倍です。

 

原因は定期予防接種制度の変異によるものです。とくに30代前半~50代の男性は子供の頃に予防接種の機会が無かったためです。

 

  •  昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性は特に注意
  • 昭和54年4月2日から昭和62年10月1日生まれの人は男女とも要注意
  • 昭和62年10月2日から平成2年4月1日生まれの人は、男女とも要確認

 

昭和37年~昭和54年の方は集団接種はあったものの女性のみが対象でした。

昭和54年~昭和62年の方は集団接種ではなく、個別で医療機関で受けるため、この期間の接種率が激減。

昭和62年~平成2年の方は男女ともに幼児期に接種する機会があり、接種率は比較的高かったものの、受けていない人や1回の接種だけでは抗体が不十分な人が多い

 

 

 

 

妊婦が風疹に感染した場合

風疹の最大の問題は、

『ウィルスに免疫のない妊娠20週ごろまでに妊婦が感染したことにより先天異常を含む様々な症状をもつ先天性風疹症候群が出現することです』

 

先天異常として発生するものの多くは、

 

先天異常以外に新生児期に出現する症状としては、

  • 低出生体重
  • 血小板減少性紫斑病
  • 溶血性貧血
  • 間質性肺炎
  • 髄膜脳炎
  • 精神運動発達遅延

 

胎盤の機能がしっかりしてきた妊娠後半に風疹にかかっても、胎児に先天性異常が出現したという報告はないそうです。

 

 

 

ABUの場合

結婚する前に実母から『風疹ってかかったけ??』と言われ、上記の説明を受けました。その時は『またまたー予防接種してなくても大丈夫だよ』って言ってました・・・恥ずかしい><

結婚してからは義母にも言われ、夫と風疹の予防接種を受けてから子作りを開始しました。

予防接種の費用は市町村によって違うそうです。ABUが住んでいるところでは、風疹の抗体があるかの検査(助成金が出ました)を受けて、無ければ予防接種をしました。

予防接種は2人で¥12,000でした。こちらの値段も市町村によって違うので1度お住まいの市役所に確認してください。

 

 

 

おわりに

風疹による胎児の先天性異常は予防接種を受けて入れば高い確率で防ぐことが出来ます。

ただ妊娠中は風疹のワクチンが打てないので、周りの職場・家族・友人がワクチンを打つことで予防することが出来ます。

また街中を歩いてるだけでも風疹にかかる可能性があるので、『関係ない』と思っている人でも妊婦さんに風疹を移してる可能性はあります。

 

多くの人が予防接種すれば、風疹にかかりやすい人が減り、流行は起こらなくなります。風疹は『予防接種で防げる病気』です。オランダでは国民の約98%が予防接種をしているそうです。

 

先日ニュースで風疹にかかってしまった妊婦さんが特集されていました。

その方は『風疹にかかっても、そこまで重大なことが起こらない』って思っていたそうです。ただ妊娠中に風疹にかかった時に医師から言われたのは『中絶をオススメします』だったそうです。

その方は子供を出産されました。しかし生まれた子供には、心臓に穴が開いていた(成長に伴って塞がったそうです)のと難聴・視力が低下という症状が出てるそうです。

『風疹のワクチンを打っておけば・・・』と今でも後悔をされているそうです。

 

妊娠希望の方は必ず夫婦でワクチンを打つことをオススメします。

私たち大人がワクチンで予防をすることによって、これから産まれて来る子供たちから風疹の先天性異常から 守ることが出来ます。

予防接種の金額は少し高額かもしれませんが、¥6000~¥12000ぐらいで(市町村でも助成金などあります)防げることです。

 

もし風疹の予防接種を受けてない方は、ぜひ受けて下さい><

 

ではでは